VBAによる円の中心座標取得を使って座標を2Dに表示する 4 使い方
中級者向けのページです。
エクセルで座標のリストを作り、図面に張り付ける作業です。
他の2D cadであった機能ですが、icadでは標準でついていないようなので、
icadサポートセンターにある機能を使って、ある程度完成させていこうと思います。
流れとしては、
1 icad サポートセンターからVBAによる円の中心座標取得をダウンロード
4 使い方
5 ちょっと踏み込んでの作業
になるかと思います。
4 使い方
icad SX 2Dから立体化(3D)で使ったサンプルを使用して、
原点の変更をして、座標がマッチした状態を作ってきます。
原点の変更をするので2Dの各ビューは削除してあります。
2Dの各ビューを削除しないと原点が変更できません。
「コマンドメニュー」⇒ 「階層編集」⇒ 「パーツ属性」⇒ 「レイアウト」
を選択し、3Dのウインドウのどこでもいいので右クリック。
コマンドメニューで原点変更ををクリック。
今回は座標原点にしたいところを選択します。
今回は右上の3次元のウインドウから指定します。
稜線の真ん中の点が青丸に囲まれた状態で左クリック。
赤丸のように赤青黄の矢印マークが付いたら、右クリックで確定します。
2次元画面に切り替えます。
コマンドメニューの「ファイル」⇒「図面化」⇒「三面図」⇒「配置」を選択
正面図を中央に張り付けます。左クリック。
円弧では処理できないので、3次元に戻り、部品構成要素を選択し、削った長方形を削除し、穴に変更します。
二次元に戻り、画面の更新をしておきます。
ここからは2話3話の繰り返しなので、サラっと解説します。
「円要素の中心座標取得処理.xls」を開き、中心座標取得処理を実行します。
iCAD画面で円を反転(選択)させます。そして右クリック。
エクセルに座標が出力されます。
「icadlink.xla」を実行します。
エクセルにアドインが表示されます。
icad側に貼り付ける範囲を選択しておきます。
アドインをクリックし表連携「エクセル」⇒「図面をクリック」
icadを選択して、貼り付ける範囲を選択し確定します。
確認のため、寸法線を追記してあります。
現状ですと、
とても使える座標では無いと思います。
次回はvbaに追記して少し使い勝手が良くなるようにしたいと思います。
すみません、2022/05月をめどに更新します。