とある日記

i cad sx solidworks autocadとかの使い方を記録しておきます

VBAによる円の中心座標取得を使って座標を2Dに表示する 4 使い方

中級者向けのページです。

エクセルで座標のリストを作り、図面に張り付ける作業です。

他の2D cadであった機能ですが、icadでは標準でついていないようなので、

icadサポートセンターにある機能を使って、ある程度完成させていこうと思います。

流れとしては、

1 icad サポートセンターからVBAによる円の中心座標取得をダウンロード

2 エクセルで開いてマクロ登録と実行

3 表連携エクセルアドイン登録と実行

4 使い方

5 ちょっと踏み込んでの作業

 になるかと思います。

 

 

4 使い方

icad SX 2Dから立体化(3D)で使ったサンプルを使用して、

原点の変更をして、座標がマッチした状態を作ってきます。

原点の変更をするので2Dの各ビューは削除してあります。

2Dの各ビューを削除しないと原点が変更できません。

f:id:ganntyann:20201012170229j:plain

 「コマンドメニュー」⇒ 「階層編集」⇒ 「パーツ属性」⇒ 「レイアウト」

を選択し、3Dのウインドウのどこでもいいので右クリック。

f:id:ganntyann:20201012170733j:plain

コマンドメニューで原点変更ををクリック。

今回は座標原点にしたいところを選択します。

今回は右上の3次元のウインドウから指定します。

f:id:ganntyann:20201012171515j:plain

稜線の真ん中の点が青丸に囲まれた状態で左クリック。

 

f:id:ganntyann:20201012171742j:plain

赤丸のように赤青黄の矢印マークが付いたら、右クリックで確定します。

2次元画面に切り替えます。

コマンドメニューの「ファイル」⇒「図面化」⇒「三面図」⇒「配置」を選択

f:id:ganntyann:20201019102004j:plain

正面図を中央に張り付けます。左クリック。

円弧では処理できないので、3次元に戻り、部品構成要素を選択し、削った長方形を削除し、穴に変更します。

f:id:ganntyann:20201019112322j:plain

二次元に戻り、画面の更新をしておきます。

 

ここからは2話3話の繰り返しなので、サラっと解説します。

「円要素の中心座標取得処理.xls」を開き、中心座標取得処理を実行します。

iCAD画面で円を反転(選択)させます。そして右クリック。

 

エクセルに座標が出力されます。

 

「icadlink.xla」を実行します。

エクセルにアドインが表示されます。

icad側に貼り付ける範囲を選択しておきます。

アドインをクリックし表連携「エクセル」⇒「図面をクリック」

icadを選択して、貼り付ける範囲を選択し確定します。

f:id:ganntyann:20201019114519j:plain

確認のため、寸法線を追記してあります。


現状ですと、

とても使える座標では無いと思います。

次回はvbaに追記して少し使い勝手が良くなるようにしたいと思います。

 

すみません、2022/05月をめどに更新します。
 

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